LPで興味を持ってくれたユーザーへ、さらに関心を高めたり、購入を促すために欠かせないメール。
ただ、せっかく送ったメールも読んでもらわなければ意味がありません。ましてや、購入につながることもなくなってしまいます。
そこで今回は、メールを読んでもらうために最も重要な要素「件名」についてご紹介していきます。開封率のアップを狙える件名について、ぜひご参考ください。
メール件名の重要性
メールでは件名が非常に重要です。
というのも、ユーザーのメールボックスにメールが届いて、それを開封するかどうかの判断が「件名」に左右されるからです。
「件名はメールの顔」ですし、ないがしろにはできないもの。
件名次第で、メールの開封率が変わってきますし、商品購入につながるかどうかにも関わってきます。せっかく良いメール本文を書いたとしても、件名一つで読まれないこともあります。
「このメールを読みたい」「気になる」と思わせることができれば、購入にもつながりやすくなるでしょう。
そこでちょっとした工夫で、開封率をアップできるポイントをご紹介していきましょう。
開封率をUPさせるメール件名5つのポイント
今からすぐに試せる、効果的な件名の作り方をご紹介します。
このポイントを抑えておけば、グッと開封率が上がること間違いないでしょう。
- 文字数を少なくする
- 数字を使う
- ベネフィットを意識する
- 限定性を出す
- 自身に送ってみる
それでは1つずつ、ご説明していきます。
1. 文字数を少なくする
ユーザーは決してあなただけのメールだけを受信しているわけではありません。人にもよりますが数多くのメールを毎日受信しており、その中から件名によって「自分に必要あるか」の判断をしています。
その際、ユーザーは件名を読もうとしているわけではなく、無意識に瞬時に判断しています。あなたも件名を見るとき、じっくり読むことはないはず。
つまり、「ひと目で判断できる」ものにすることが大切なんです。
- 開封される件名の作り方をあなただけに教えます!
- 開封される件名とは!?
上記2つを比べてみると、前者は丁寧な印象がありますね。
でも、ひと目で判断できるかというとどうでしょう?じっくり見ないと、内容が入ってこないと思います。
その一方、後者はひと目見るだけで内容が判断できますよね。前者にあった「作り方」「あなただけに」「教えます」という内容が省かれていますが、それでも十分意味は伝わります。
メールの件名は大体30文字前後になりやすいですが、特に冒頭の15字以内に必要なキーワードを入れることで、瞬時に判断しやすくなります。
2. 数字を使う
文字だけの件名よりも、数字を入れることで反応が良くなります。
というのも具体的なイメージが付きやすいからですね。期間、人数、金額、個数など、色々あると思います。
- 開封される件名とは!?
- 開封される「5つの件名」とは!?
上記を見比べてみると、後者のほうが「5つの件名の例を教えてくれるんだな」と、イメージが湧きやすいと思います。
それに文字だけの件名よりも、数字が入っていることで目につきやすくなるので、印象にも残りやすくなるんです。
ユーザーにとって何を得られるかが明確になることで、開封率のアップを狙えます。
3. ベネフィットを意識する
開封させるためにはユーザーにとって「価値がある」と認識させる必要があります。
お得感や有益性といったもので、無料コンテンツやクーポンなどが分かりやすいですね。
- 【無料】開封される「5つの件名」資料をプレゼント!
- 1万円分の商品券が抽選で当たります!
というように、数字と組み合わせることでより具体的にできます。
数字がなくてもユーザーにとって利益があると認識させることができれば、開封につながっていくはずです。
事業者目線になると、伝えたいことだけを件名にしてしまい、ユーザーにベネフィットを感じてもらいにくくなり、開封されないという事態になります。「こんな件名で届けられたら嬉しいな」という意識を持ちながら、ユーザーにとって利益を感じてもらえる件名を作ってみましょう。
4. 限定性を出す
メールを今見なければいけない理由をつける方法です。
数多くのメールが届く中、「今見る必要はない」「別にいいか」と思われてしまうと、やはり開封はしてもらえません。
- ●月●日まで!
- 100名限定!
- あと20名!
というように、件名の冒頭につけるだけでも、「今しかチャンスがない」と感じさせ、開封を促すことができます。
ただ、毎回つけてしまうと効果が薄れてしまうので、ここぞというときに使ってみると良いでしょう。
5. 自身に送ってみる
こちらは件名作成のテクニックというよりも、客観的に自分の件名を判断するものです。
作成した件名を自分宛てに送ってみると、「ひと目で判断できないかも?」「文字数が多いかも?」「インパクトが足りないなあ」という発見があると思います。
実際にメールボックスでは件名の後半が見えないときもありますし、PCやスマホで確認することはとても重要です。
メールを作成している環境はPCが多いと思いますが、ユーザーはどのようにメールを見ているか分かりません。PCでもスマホでも開封されやすい件名になっているかを欠かさないようにしてみましょう。
もし、ユーザーのデバイスのシェア率が分かっていれば、なるべくユーザーと同じデバイスのメールアプリで確認するとより効果的です。
なお、自分で客観的に判断するのは難しいという場合は、第三者に送って意見をもらってみるのもありです。
まとめ
メール件名は作成の作業時間が少ないため、軽視されることもありますが、メールで最も重要視するべきところです。
開封されなければ、一生懸命書いた本文も読んでもらえず、購入に繋がる可能性も低くなります。冒頭でも書きましたが「件名はメールの顔」です。
ぜひ、今回の記事を参考にして、開封されやすい件名を作成してみましょう。