今、世界中で話題になっている「Chat GPT」。
対話形式でまるで人と話しているような自然なやり取りができる、AIが答えるチャットサービスです。
その精度の高さからライターを志している方は、「もしかしたらライターの仕事がなくなるかも…」と不安になる方もいると思います。
ただ、私はそうは思いません。
Chat GPTを活用することで、さらに効率よくライティングができると考えます。
そこで今回は、
「Chat GPTを活用したWebライティングの方法」
について、ご紹介したいと思います。
この記事を読むことで、あなたのライティングが何十倍も効率化すること間違いなしです。
ぜひ、最後までお読みくださいね。
Chat GPTとは?
そもそもChat GPTはどういったものなのか。
Chat GPTは、OpenAIが開発した自然言語処理のモデルです。
GPTは「Generative Pre-trained Transformer」の略であり、大規模なデータセットを使って事前に学習されたニューラルネットワークモデルとのこと。
Chat GPTはテキストベースの対話を生成するために設計されていて、人間のような自然な応答ができることが特徴です。
ユーザーはテキストベースで入力することで、Chat GPTはその入力に基づいて自動的に応答を生成します。
チャットで書いた文脈や質問に対して適切な回答を生成するだけでなく、文章の構造化や要約、文法の修正などのライティングのサポートにも利用できます。
Chat GPTは大規模なデータセットで訓練されているので、非常に広範囲な知識を持っています。
なので、多岐にわたるトピックや専門分野に関しても、高品質な回答を生成することができます。
ただし、Chat GPTはあくまで自動生成されるテキストです。
そのため修正が必要な場合もありますし、情報の正確性が低い場合もあるので注意が必要となります。
Chat GPTの使い方
1:ChatGPT公式サイトにアクセスし、「TRY CHATGPT」からログイン画面にいきます。
2:初めて使う場合はアカウントを作る必要があります。
アカウントがない場合は「Sign up」
アカウントがある場合は「Log in」
3:登録にはメールアドレスかGoogle / Microsoftアカウントが使用できます。
なお、メールアドレスで登録する場合は、8文字以上のパスワードの設定が求められます。
4:登録したアドレスにメールが届きます。
メール本文の「Verify email address」から登録画面に移行します。
名前と電話番号を登録すると、6桁の認証コードが書かれたショートメールが送られてくるので、そちらを入力したら完了です。
5:アカウントが作成できたら、画面下の枠内にテキストを入力して送信してみましょう。
例として「セールスライティングとは」について聞いてみました。
Chat GPTのライティング活用法
Chat GPTの概要や使い方がわかったところで、ライティングにどのように活用するのかをいくつか紹介していきたいと思います。
ブレストに活用する方法
- タイトルやコンセプトのアイデアを出してもらう
Chat GPTに特定のトピックやアイデアに関する情報を提供します。 例えば、「●●の記事のタイトルを考えてください」「●●のコンセプトを考えてください」といった具体的なリクエストをChat GPTに投げかけます。 Chat GPTは幅広い知識を持ち、多様なアイデアや視点を提供してくれるため、新たな視点やアプローチを見つけるのに役立ちます。
- 関連キーワードを出してもらう
ブレストの際に関連するキーワードをChat GPTに提示することで、アイデアの幅や多様性を増やすことができます。 例として「医療美容の関連キーワードを教えて」と投げかけると、Chat GPTはその情報に基づいて、関連するアイデアやトピックを提案してくれるでしょう。 - 調査に使う
トピックに関して疑問や調査が必要な場合、Chat GPTに質問を投げることで迅速な回答を得ることができます。 例えば、「日本の総人口数を教えて」というように、特定の事実やデータの正確性を確認したり、専門的な知識を取得する際に役立ちます。 - 対話形式で探求する
対話形式でアイデアを探求する方法もありです。 Chat GPTの回答に対して追加の質問を繰り返したり、詳細を尋ねたりすることで、新たなアイデアや視点を引き出すことができます。
ライティング時に活用する方法
- 文章の構成に使う
Chat GPTを使って文章の構成の提案をしてもらうこともできます。 例として「セールスライティングのノウハウブログ記事の構成を考えて」と入力すると、あなたの代わりに記事の構成を考えてくれます。 提案してくれた記事構成をもとに、自身の手でさらにブラッシュアップしても良いでしょう。 - インプットに使う
ライティングのアイデアが枯渇した時には、Chat GPTに対してクリエイティブなインプットを求めることができます。 例えば、キャッチコピーや言い回しのアイデアを提案してもらったり、比喩や表現の工夫を尋ねることができます。 - 類語のアイデアをもらう
意外と使用するのがこの方法で、言い回しのアイデアをChat GPTに提案してもらいます。 例えば「美人をかっこよく言い換えて」「美人をかわいく言い換えて」というように、どんなニュアンスのワードにしてほしいかも添えることで、それに沿ったアイデアを出してくれます。 - 文章の大まかなベースに使う
Chat GPTで文章そのものを書いてもらうこともできます。 例えば「サントリーの烏龍茶に関する記事を書いて」とChat GPTに入力すると、すべて自動的に文章を書いてくれます。 ただ、Chat GPTも100%正しい情報を提供できるわけではないので、その文章をしっかりと確認して調整することは行なっていきましょう。
校正や文法チェックに活用する方法
- 文法や表現の修正をしてもらう
文章を作成した後、Chat GPTに対して文法や表現の修正を要求します。 例えば、「この文の表現を改善してください」といった具体的な要求を伝えることで、文法的なミスや不自然な表現を指摘し、より適切な文章の提案を得ることができます。 - 提案内容を自身で判断と修正をする
Chat GPTの提案を検討しながら、自身の判断で修正を行います。 やはりChat GPTも100%正しいとは限らないので、文脈や意図に合わない修正は採用せず、必要に応じて自身で調整します。
Chat GPTの活用上の注意点
Chat GPTは強力な言語モデルですが、作られる情報の正確性や検証の重要性には注意が必要です。
Chat GPTの情報の注意点を、いくつか挙げていきます。
- ソースの確認
Chat GPTはトレーニングデータから学習したモデルであり、その学習データの内容やソースの正確性を保証することはできません。 生成される情報に基づく意思決定や重要な情報の場合は、独立した信頼できるソースからの情報を参照することが重要です。 - ユーザーの責任
Chat GPTは情報提供のツールであり、最終的な意思決定や行動はユーザー自身の責任です。 生成された情報を鵜呑みにせず、自己判断と独立した検証を行うことが重要です。 - 人の感情は考慮していない
Chat GPTは自然言語処理のモデルであり、人の感情を理解することや感情を動かすことを目的として開発されたものではありません。 そのため、感情的な反応を引き起こすような対話や文章を生成することはできず、Chat GPTが作り上げた文章をベースに、ライターが人の感情を動かすためにブラッシュアップする必要があります。
まとめ
Chat GPTはライターの業務を大きくサポートしてくれるツールです。
アイデアの提案や文章の構成、表現の代替案などを即レスで出してくれるので、自分1人で文章を作成する限界を超えてパフォーマンスを出すこともできるでしょう。
ただ、注意点の最後に書いたように、あくまでも情報を提供してくれるツールなので、人の心を動かすまでは考慮されていません。
これこそがライターだからこそできるものであり、AIにはまだ到底追いつけない領域です。
なのでまずは、Chat GPTをとことんご自身のライティングに活用してみてください。
そして、自分なりにChat GPTの活用法を見つけてみてもいいでしょう。
ちなみに今回のブログは、8割くらいはChat GPTを使って作成しました。
(もちろん、ところどころ調整はしています)
単純にライティングのスピードアップとしても活用できるので、ぜひChat GPTを色々試してみてくださいね。